『鹿男あをによし』(しかおとこあをによし)は、万城目学作のファンタジー小説。タイトルの「あをによし(青丹よし)」とは枕詞で奈良の前につく修辞である。
2008年1月にフジテレビにて玉木宏主演でテレビドラマ化された。また、コミックバーズ2008年5月号(3月29日発売)より梶原にき作画によるコミックとして連載中である。
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奈良の女子高に赴任した教師が奈良公園の鹿に命を受け、日本の滅亡を防ぐために奮闘するファンタジー小説。2007年4月10日に幻冬舎より刊行され、2007年夏には第137回直木賞候補にもなった。さらに2008年1月には「2008年本屋大賞」の10作品にノミネートされた。発行部数は当初7万部と発表されていたが、ドラマ化の影響もあり、2009年3月現在では20万部を突破した。2010年4月6日に文庫が刊行された。
9月、「おれ」はひょんなことから大学の教授に勧められ、2学期の間限定で奈良の女子高の教師になる。しかし、生徒にからかわれたり、無視されたりとコミュニケーションが取れず、途方に暮れる。そうして迎えた10月。奈良公園の大仏殿にいた「おれ」の前に突如鹿が現れ、人間の言葉で話しかけてきたのだ。実はその鹿は1800年前から人間を守りつづけてきた存在で、60年に1度行われる「鎮めの儀式」で用いる目を運ぶ役(「運び番」)に「おれ」を任命する。目は人間界で「サンカク」と呼ばれ、狐の「使い番」を任せられた女性から渡されると話す鹿であったが、「おれ」は「使い番」に気づかず、挙句に違うものを渡された。鹿は「目を鼠に奪われた」と言い、わけが分からない「おれ」に印をつけ、「おれ」の顔を鹿にしてしまう。そして鹿は「目を取り戻さないと日本が滅びる」と警告するのであった。ちょうど同じころ、東では火山性微動が続き、富士山が噴火する兆候にあった。
一方、勤務する高校では年に一度のスポーツイベントである姉妹校との交流戦「大和杯(やまとはい)」が行われようとしていた。そして「おれ」はその優勝プレートが「サンカク」と呼ばれていることを聞く。剣道部の顧問になった「おれ」は、そのプレートこそ、鹿が言っていた目であると考え、人類を危機から救うために目を取り戻そうと優勝を目指すのだが…。
; 鎮めの儀式
: 地中には大鯰がいて、時々大暴れをして災害を起こすという言い伝えがある。卑弥呼(ヒミコ)に仕えていたという奈良の鹿、京都の狐、大阪の鼠は卑弥呼の死後、1800年に渡って目の力を使い、大鯰が暴れるのを封印していた。彼らは60年に一度、神無月になると、「運び番役」と「使い番役」の人間を介して、目を神の目が届かない場所に遷し、また自らも目の力を手に入れて鯰の動きを鎮める。この儀式は満月の夜に行われなければならず、満月以外の場合では目の力が衰え、封印に時間がかかるという。そして、神無月に儀式が行えなかった場合に日本全体が大変なことになってしまう。約300年前には鼠が「使い番」をなかなか決めなかったため、満月の夜に儀式が行えず、人間世界が大変なことになってしまったという。
; 大和杯
: 奈良、京都、大阪の女学館三校にて行われるスポーツイベント。学校創立の60年前(ただし史実では戦後すぐのこの時代はGHQによって学校における剣道は禁止されていた)から続いていて、毎回オリンピック並みの盛り上がりをみせる。元は剣道部のみの交流戦であったが、現在はバドミントンなど他のスポーツも行われている。しかし、この名残で剣道部は優勝カップではなく、鹿、狐、鼠があしらわれたプレートが使われ、形状から「サンカク」と呼ばれている。大会は各校持ち回りで、開催校は各大会のルールの選択が自由にできる。
これまで剣道は京都の独擅場で、過去59回すべてで優勝している一方、「おれ」が顧問を勤める奈良は、部員が3人しかいない弱小チーム。これまでは剣道の経験がない教師が他の部活と顧問を掛け持ちしていた。
奈良女学館高等学校
平城宮跡の隣に建てられた学校で「おれ」が勤務することになった場所。シンボルは鹿。
; おれ
: 主人公兼語り部。原作では本名不明。28歳。大学の研究室で実験をしていたが、助手との折り合いがつかず、「神経衰弱」とのあだ名をつけられている。そのせいもあり、腹が弱く整腸剤が欠かせない。准教授を目指す助手の研究の邪魔になるため、今回、悠久の地、奈良に行くことを薦められたが、鹿から「目の運び番」に任命されたり、さらには役目を失敗して顔が鹿にされたりとありえない事態に遭遇してしまう。ただし、この秘密を知るのは自分とある特定の人物のみで、それ以外の人間には、鹿になった姿が見えない。また、しゃべる鹿のことや運び番、使い番の話を伝えることができない。
: ドラマ版と漫画版では「小川孝信(おがわ たかのぶ)」という名前になっている。
; 堀田イト(ほった いと)
: ヒロイン。16歳。古風な名前だが、当校の生徒。しかし、「おれ」の授業一日目から遅刻をしたり、腹いせにクラスメートを扇動して「おれ」を攻撃するなど、水と油の関係。実はあることに「おれ」より早く気づいていて、そのことで悩んでいた。どの部活にも属していなかったが、「おれ」が顧問になった剣道部に入部することになる。実家が剣道の道場を経営していて、腕前はかなりのもの。その顔立ちから「野性的魚顔」と表される。
: 名前は姓が「坊つちやん」に登場する山嵐の本名に、名前は邪馬台国・卑弥呼の後継者「壱与(イヨ)(または台与(トヨ))」に由来。
; 小治田(おはりだ)
: 教頭。ダンディーな出で立ちで生徒だけでなく保護者にも人気がある。紳士的な振る舞いで「おれ」を励ます一方、古くから彼を知っている人間からは「野心家」と言われている。考古学に精通し、遺跡発掘をライフワークにしている。本を何冊も書いており、特に邪馬台国の所在地を探ることに心血を注いでいる。あだ名は「リチャード」。
: 名前は小墾田宮に由来。
; 福原重久(ふくはら しげひさ)
: 33歳。美術教師。通称「重さん」。「おれ」が下宿している家の「ばあさん」の孫。祖父、父と、3代続けて美術家を生業としている。物静かでインドア派。生徒の人気はリチャードと二分する。落語好きで、通勤時には車で毎日聴いている。
: 名前は福原京に由来。
; 藤原君(ふじわら くん)
: 25歳。歴史教師。妻子持ち。神経衰弱な「おれ」を何かと気遣う能天気な性格。古代史に造詣が深く、薀蓄も豊富。あだ名は「かりんとう」(よく食べるからだそうで、このかりんとうは妻のお手製である)。酔うと羽目を外してしまい、愛妻弁当抜きになってしまうことも。
: 原作では男だが、ドラマでは独身の女になっている。
: 名前は藤原京に由来。
; 大津(おおつ)
: 3つの女学館校長を兼任。禿げ上がった頭が印象的だが存在感があまりない。京都に住んでいるので、奈良には週に1、2度しか来ていない。実家が京都で料亭「狐のは」を経営しており、姉はその女将を勤めている。
: 名前は大津京に由来。
京都女学館高等学校
平安京大内裏の近くに建てられた学校。奈良女学館の姉妹校。シンボルは狐。
; 長岡(ながおか)
: 数学教師で剣道部顧問。教師の間からは「マドンナ」と呼ばれる美人。実は重さんに惚れている。実家は道場を経営、自らの腕前は4段。
: 名前は長岡京に由来。
大阪女学館高等学校
難波宮跡の隣に建てられた学校。奈良女学館の姉妹校。シンボルは鼠。
; 南場(なんば)
: 体育教師で剣道部顧問。かつてマドンナにプロポーズをして失敗し、その時にマドンナの意中の相手を聞いている。剣道5段の腕前で打倒京都に意欲を燃やす反面、弱小奈良には見下した態度をとっている。
: 名前は難波京に由来。
: なお、後発の『プリンセス・トヨトミ』にも登場しており、名が「勇三」となっており、歳が三十四であることが明らかになる(下記参照)。
鎮めの儀式を行う動物
; 鹿
: 見た目は雌鹿だが、実は百回以上魂を他の鹿に移し変えて生きており、命を受けたときは立派な牡であった。屈強な牡鹿を従えている。「目」の力を使って、人間と話すことができるほか、人間が言うことを聞くように印をつけ、顔を鹿にする術を持っている。ただし印の消し方は知らない。人間社会を嫌っている一方で、ポッキーが大好物。鼠とは仲が悪い。奈良の鹿がお辞儀をするのは彼が教えたからであるという。
: ポッキーが好物という設定はあくまで小説だけのものであり、実際の鹿にポッキーを与えるのは鹿の健康を害する原因になるため、好ましい行為ではない。後述のドラマで協力している「財団法人・奈良の鹿愛護会」はこの設定に対し苦言を寄せており(2007年9月毎日新聞にて)、ドラマは鹿せんべい好きに変更された。
; 鼠
: 鹿同様、卑弥呼の命を受け儀式を行っているが、目の受け渡しを妨害するなどしばしばイタズラをしてくる。約300年前には「使い番」をなかなか決めなかったために、満月の夜に儀式が行えず、先述のように人間世界が大変なことになったという。鹿、鼠、狐の中で唯一、印の消し方を卑弥呼から教えてもらったが、印の付け方は知らないらしい。
; 狐
: 卑弥呼に鎮めの役目を引き受ける代わりに、目の力によって人に化ける方法を教えてもらった。狐も儀式を行うが、今は京都市動物園の中にいて、自らの「使い番」以外には話し掛けないという。このため、本編には登場していない。使い番をつとめた人物曰く、『紳士』的。
後発の作品に本作の要素が含まれており、同じ世界観にある可能性があるものの真相は不明であるが、例としては
* 2007年に刊行された作品『ホルモー六景』「第六景・長持の恋」にて、京都に住む主人公のアルバイト先として、料亭『狐のは』が登場する。
* また、2009年に刊行された万城目の作品『プリンセス・トヨトミ』の中にも『大阪女学館』が登場する。また女学館が難波宮の隣に建てられていることや、奈良と京都にある姉妹校との剣道部の交流戦があること、さらに剣道部の顧問の名前が南場勇三であることなど、本作品の設定を取り入れた箇所がある。2011年の映画化作品にも登場し、TV同様、宅間孝行が演じている。
2008年1月17日から3月20日までフジテレビ系で毎週木曜22:00~22:54 (JST) に、玉木宏主演の連続テレビドラマとして放送された(初回は15分拡大)。
キャッチコピーは「神は使いに、鹿を選んだ。」。
原作からの変更点
オリジナルのエピソードを交えながら、ほぼ原作を忠実にドラマ化している。
* 主人公は原作では「おれ」とされ名前が明らかにされていないが、ドラマでは「小川孝信」とした。このほかにも原作で名前のない人物にも名前がつけられている。また、原作の主人公は腹が弱く整腸剤が欠かせないが、小川にはその設定はされておらず、代わりに不幸体質を持っている。
* 「綾瀬はるかの持つ天真爛漫な魅力が藤原君に通じる」と感じたプロデューサーの意向により、歴史教師の「藤原君」の性別を男性から女性に変更し、主人公の一番重要な相棒と設定している。また、原作では藤原君の顧問はバドミントン部だがドラマでは剣道部になっており、小川に剣道部の顧問を依頼するのはリチャードではなく藤原君になっている。
* 原作では、「''狐のは(このは)''」でマドンナから渡されたのは「オーダー表」だが、ドラマでは形状がサンカクの京都名物である「八つ橋」になっている。尚、劇中のセリフに出てくる『京明堂』という店は実際にはない。
* 原作では鹿が印をつける場所は人間の「手の甲」だが、ドラマでは「鼻」になっている。
* 原作では、「使い番」といった儀式にまつわる話や鹿がしゃべることを、話そうとしても話せない設定になっているが、ドラマに於いては話しかけられたことを信じてもらえるかどうか別にすれば、誰にでも話すことができるようになっており、藤原君もその話を小川から聞かされて認識している。
* 原作では、使い番や運び番が誰であるのかがはっきり分かる決定的なカラクリがあるが、ドラマではそのことに触れず、「サンカク」の正体を突き止めることで、鼠の運び番を証明している。
* 原作では、鹿は印の消し方を知らないので、知っている鼠が堀田に消し方を教えるが、ドラマでは鹿は知っていて、藤原君伝いに堀田に教えている。消す場所も京都駅ではなく奈良駅になっている。
ドラマ版の登場人物
* 小川孝信〔あだ名:鹿せんべい〕(奈良女学館・理科教師/1-A担任) - 玉木宏
** 本作の主人公。やることなすことすべてが裏目になる「不運な男」という設定が追加された。今までの経験で物事に対して後ろ向きな性格。
* 藤原道子〔あだ名:かりんとう〕(奈良女学館・歴史教師/剣道部顧問) - 綾瀬はるか
** 小川と同じく、重さんの下宿に住んでいる。つきあっていると思い込んでいた男が別の女と結婚、その式に招待され、ウエディングドレスで出席したことがある。小川に劣らぬ不運ぶりだが、大概は前向きに考えている。
* 堀田イト(奈良女学館・1-A生徒) - 多部未華子
* 長岡美栄〔あだ名:マドンナ〕(京都女学館・剣道部顧問) - 柴本幸
* 溝口昭夫(奈良女学館・学年主任) - 篠井英介
* 前村さおり(奈良女学館・体育教師) - キムラ緑子
* 名取良一(奈良女学館・古文教師) - 酒井敏也
* 福原房江(下宿・小料理屋「福はら」の女将/重久の祖母) - 鷲尾真知子
* 大津守(校長・3つの女学館を兼任) - 田山涼成
* 佐倉雅代(奈良女学館・2年/剣道部主将) - 藤井美菜
* 村瀬(奈良女学館・3年/元剣道部主将)(第三回~第六回、最終回) - 高瀬友規奈
* 原和歌子(小料理屋「福はら」の店員) - 川辺菜月
* 吉野綾(奈良女学館・1-A生徒/剣道部) - 東亜優
* 西尾京子(奈良女学館・1-A生徒/剣道部) - 江頭由衣
* ニュース番組「News Street」キャスター - 宮田早苗
* 奈良女学館・1-A生徒 - 安達牧、鈴木梨乃、徳田公華、西川風花、菱山はるか、辺見玲菜、堀澤かずみ、水田萌木
* 南場勇三(大阪女学館・剣道部顧問)(第二回~第五回) - 宅間孝行
* 鹿〔声〕 - 山寺宏一
* 福原重久(奈良女学館・美術教師/房江の孫) - 佐々木蔵之介
* 小治田史明〔あだ名:リチャード〕(奈良女学館・教頭) - 児玉清
* オープニングナレーション - 中井貴一
ゲスト
* 卑弥呼(第一回、最終回) - 大塚寧々
* 内閣総理大臣(第一回) - 夏八木勲
* 物理学者(第一回) - 戸次重幸
* 会議メンバー〔地震についての会議・総理から向かって左席〕(第一回) - 野村昇史
* 会議メンバー〔地震の対応策を説明・学者から向かって左席〕(第一回) - 遠藤たつお
* 小川の母〔小川孝信の回想シーン・鹿島神宮〕(第一回) - 椿真由美
* 12歳の時の小川〔小川孝信の回想シーン・鹿島神宮〕(第一回) - 岩田朝日
* 池にワニがいると騒ぐ老人(第一回) - 佐々木睦
* 15歳の時の小川〔小川孝信の回想シーン〕(第一回) - 倉本発
* ?開明物産の社長 - (第一回)山崎海童
* ?開明物産入社式の司会 - (第一回)池田宜大
* ?子〔小川孝信の元彼女〕(第一回) - 山口紗弥加
* 研究室にいる小川を呼びに来た女性(第一回) - 鈴木貴乃
* 長谷部教授(第一回)(小川孝信が以前いた研究室の教授) - 白井晃
* 野口〔小川孝信のライバル〕(第一回) - 手塚とおる
* タクシー運転手(第一回) - 芝崎昇
* 新幹線の車内販売員(第一回) - 山口ひろ子
* 新幹線で小川の左に座る太った乗客(第一回) - 鈴木昌平
* 新幹線で小川の右に座る太った乗客(第一回) - 柴田将士
* 新幹線で小川にアイスクリームをつける少年(第一回) - 横堀渉
* 電車で藤原にアイスクリームをつける少年(第一回) - 大塚智哉
* コメンテーター(第二回) - 岡崎宏
* 大和杯親睦会が行われた料亭「狐のは」の女将(第二回) - 井上夏葉
* 親睦会でマドンナに酒を注いでいた教師(第二回) - 松川真也、馬場佑樹、金子裕
* 城山〔城山工芸・店主〕(第三回) - 六平直政
* 小木〔京都女学館剣道部員・先鋒〕(第四回、第五回) - 近江麻衣子
* 高柳〔京都女学館剣道部員・大将〕(第四回、第五回) - 高野歩日
* 清水〔大阪女学館剣道部員・中堅〕(第四回、第五回) - 吉谷彩子
* 岩崎〔大阪女学館剣道部員・副将〕(第四回、第五回) - 由良有里紗
* 末永〔大阪女学館剣道部員・大将〕(第四回、第五回) - 沖佳苗
* 剣道の審判員(第四回、第五回) - 小山弘訓
* コメンテーター(第六回、第九回) - 大塚達矢
* 避難所の女の子(第六回) - 樽本真生夏
* サウナ店員(第七回) - 古秦むつとし
* 黒塚古墳展示館学芸員(第九回) - 石井正則(アリtoキリギリス)
* 高松塚古墳の古墳管理人(第九回) - 花王おさむ
* 小川先生が指輪を買った宝石店の男性(最終回) - 川井つと
* 鼠〔声〕(第九回、最終回) - 戸田恵子
スタッフ
* 脚本:相沢友子
* 音楽:佐橋俊彦
* 企画:中島寛朗
* アソシエイトプロデュース:石原隆
* プロデュース:土屋健
* 演出:鈴木雅之、村上正典、土方政人、河野圭太、村谷嘉則
* 歴史監修:千田稔
* 技術プロデューサー:友部節子
* TD:浅野仙夫
* 撮影:伊藤清一、松下宗生
* スタジオカメラ:河江祐輔、平田修久、佐藤幸子、平山優、伊藤恵
* 照明:田頭祐介、金子拓矢、堀越路博、荒川光代、冨島和寛、山田貴恵
* 映像:藤本伊知郎
* VTR:浅香康介
* 音声:島田隆雄、池谷鉄兵、香川祥資
* 選曲:藤村義孝〔スポット〕
* 効果:阿比留奈穂子
* 編集:田口拓也、柳沢竜也
* ライン編集:浅沼美奈子、古谷如弘
* HDエフェクト:高岡直樹
* MA:市村聡雄
* 美術プロデューサー:杉川廣明
* デザイン:荒川淳彦
* 美術進行:吉田敬
* 大道具:佐々木努
* 大道具操作:吉田精正
* 装飾:吉川康美、門倉淳、城丸泉
* 持道具:上原悦子
* 衣裳:水野美樹子、有山さつき
* ヘアメイク:小林藍子、竹内久美子
* アクリル装飾:早坂健太郎
* 建具:三田村賢
* 電飾:中園誠四郎
* 視覚効果:菅谷守
* 生花装飾:牧島美恵
* 植木装飾:後藤健
* 鹿製作総指揮 - 葉山義幸
* 鹿特殊造形:相蘇敬介・庄内寛志・福田雅朗・堤瑠衣子・戸上大資・岡田延子・森島麻衣〔(株)LINK FACTORY〕
* 鹿メカニカル製作:奥山哲志・奥山たま・小此木謙一郎〔A-L-C〕
* 牡鹿マスク・牡鹿製作 - 山中千治・濱口満希・糸瀬嘉人・竹中和弘・大村公二・伊礼博一〔ART SHOP KILIN〕
* 鉄彫刻:日比淳史
* 広報:為永佐知男
* 広告宣伝:島谷真理
* HP:鈴木知子
* スチール:川澄雅一
* スケジュール:三木茂
* 監督補:村谷嘉則
* 演出補:後藤庸介、吉田至次、倉木義典、角啓太、松本翔
* 制作担当:中保眞典、真野清文、立石倫子、内藤諭、浜名麻衣子
* 制作応援:小西剛司、石川幸典
* 記録:戸国歩、斉藤文、湯元佐和子、石塚早苗、寺田まり
* プロデューサー補:渡辺直美、佐藤利佳
* VFXスーパーヴァイザー:西村了
* CGデザイナー:田中貴志・諸星勲(マリンポスト)、菊間潤子(AXON)
* 鹿PartCGディレクター:遠藤正人
* 鹿PartCGデザイナー:南野仁志、松本繁樹・矢野森明彦(PremiumAgency)
* 鼠PartCGデザイナー:高金幸司
* 画コンテ:橋爪謙始
* タイトルロゴ:(6)Design
* 剣道指導:関東学生剣道連盟、村松由理、夏井克聡
* スタント:ケン・スタントクリエーション(スタントコーディネイト:釼持誠)
* 車輌:ドルフィンズ、関西ロケーションサービス、コマツサポートサービス
* 撮影協力:
** 春日大社、東大寺、興福寺、近畿日本鉄道株式会社、文化庁、大安寺、西大寺、新薬師寺、海龍王寺、安倍文殊院、飛鳥寺
** JR西日本ロケーションサービス、奈良ビブレ、千葉県フィルムコミッション、千葉市役所、千葉県立安房南高等学校、千葉市立稲毛高等学校
** 国立大学法人 東京海洋大学、東京国際交流館、奈良町あしびの郷、栃木県立藤岡高等学校、栃木県フィルムコミッション、栃木県教育委員会
** 野地商店、カップ・トロフィーの三美商会、明日香村、天理市、明日香村観光開発会社、財団法人 飛鳥保存財団、国営飛鳥歴史公園
** 奈良文化財研究所、TEN.TEN.CAFE、まんぎょく、京都市動物園、株式会社近鉄リテールサービス、PINOCCHIO、親愛幼稚園、啓林堂書店
** 江戸川 ならまち店、奈良県立橿原考古学研究所、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館、大和桜井フィルム・コミッション、天理市教育委員会
** TIFFANY&Co.、ADK松竹スクエア、小山町フィルムコミッション
* 特別協力:奈良県、奈良市、奈良フィルムコミッション、財団法人・奈良の鹿愛護会、奈良県立図書情報館、奈良ロイヤルホテル
* 音楽制作協力:フェイス・ミュージック
* 協力:バスク、ベイシス、フジアール
* 制作:フジテレビ、共同テレビ
音楽
* エンディング・テーマを含む劇中音楽は佐橋俊彦によるインストゥルメンタル曲。主題歌は存在しない。
* 「鹿男あをによし」 オリジナルサウンドトラック (PCCR-00463) は2008年3月5日発売/2625円(税込)
* 吹奏楽譜「鹿男あをによし」エンディング・テーマは2008年3月14日発売(ウィンズスコア版)/3890円(税込)
DVD
* 「鹿男あをによしDVD-BOX ディレクターズ・カット完全版」2008年7月16日発売(PCBC-60939:ポニーキャニオン)/23940円 (税込)
** 全話コメンタリーにはキャスト、スタッフに脚本家と原作者も参加しており、あえて標準語で書いた原作の話やオープニングナレーションの「八百万(やおよろず)」を「はっぴゃくまん」とした経緯などが、撮影裏話などとともに収録されている。MCは山寺宏一。
*** 第一話、第九話、最終話:玉木宏・児玉清
*** 第三話、第四話、第七話:綾瀬はるか・多部未華子・柴本幸
*** 第二話、第八話:キムラ緑子・酒井敏也
*** 第五話、第六話:【原作者】万城目学・【脚本】相沢友子・【監督】鈴木雅之
** 特典ディスク内容(特典映像演出:吉田至次/収録分数:172分)
*** (1) 「鹿男」ファン必見!スペシャルインタビュー
**** Vol.1:玉木宏・児玉清
**** Vol.2:綾瀬はるか・多部未華子・柴本幸
**** Vol.3:万城目学・相沢友子・鈴木雅之
*** (2) 「鹿男」公認奈良ロケ地ツアー/MAP
*** (3) 喋る鹿の秘密
*** (4) 未公開映像集〔メモリーズ・オブ・鹿男/制作発表ダイジェスト/涙のクランクアップ/地震ニュースダイジェスト〕
*** (5) 「鹿の疾走」フルカラーDVD EDITION
*** (6) ノンテロップエンディング〔第一回~最終回〕
*** (7) よく分かる鹿くん解説(1)、(2)/教養講座 日本史用語解説
*** (8) 予告集〔第一回~最終回〕
** 封入特典:特製ブックレット(36ページ)
** 初回生産限定特典:「大和杯“サンカク”ストラップ」
サブタイトル
* 話数の表示については、公式ウェブサイトでは「第一回」のように漢数字及び「回」の字を用いているため、それに倣って表記する。放送画面での話数表示はない。
* 第六回のサブタイトルはDVD化された際、( )に変更された。
各回||各回||放送日||サブタイトル||演出||視聴率
rowspan="5"|第一幕||rowspan="5"|第一幕||第一回||2008年1月17日||しゃべる鹿の秘密!古都を巡る恋と冒険||rowspan="2"|鈴木雅之||13.0%
第二回||第二回||2008年1月24日||鹿になっちゃった||11.4%
第三回||第三回||2008年1月31日||今明かされる真実||村上正典||9.7%
第四回||第四回||2008年2月7日||帰れないふたり||土方政人||8.0%
第五回||第五回||2008年2月14日||奇跡が起きた||~第一幕フィナーレ~||鈴木雅之||9.0%
rowspan="5"|第二幕||rowspan="5"|第二幕||第六回||2008年2月21日||すべての鍵を握る女 第2幕のスタート
(すべての鍵を握る女 第二幕のスタート)||村上正典||8.9%
第七回||第七回||2008年2月28日||謎の少女の正体!?衝撃の事実が明らかに||河野圭太||8.8%
第八回||第八回||2008年3月6日||辿りついた意外な真実!犯人は貴方だ!||村谷嘉則||10.1%
第九回||第九回||2008年3月13日||最後の対決!運命の夜~日本の行方は?||村上正典||9.2%
最終回||最終回||2008年3月20日||二つのキス~冒険の終わりが恋の始まり||鈴木雅之||11.2%
平均視聴率9.93%(視聴率は[[関東地方|関東地区]]・[[ビデオリサーチ]]社調べ)||平均視聴率9.93%(視聴率は[[関東地方|関東地区]]・[[ビデオリサーチ]]社調べ)
その他
* 作品の要所で登場する鹿には、本物の鹿を演技させることは不可能のため、アニマトロニクスを駆使したロボットが2体制作、CGも使用された。
* このドラマの“このドラマはフィクションである”旨の説明は、「このドラマはフィクションであり 登場人物、団体名、鹿の描写等は架空のものです。」であり、一般的な表現に“鹿の描写”が加えられている。
* 主演の玉木宏は民放の連続ドラマでは単独初主演であり、綾瀬はるかとは映画『雨鱒の川』及びTBSで2005年に放送されたドラマ『赤い運命2005』以来の3度目の共演となる。また綾瀬はるかは『僕の生きる道』(関西テレビ製作)以来二度目のフジテレビ系連続ドラマ登場である。長岡美栄役の柴本幸は、福原重久役の佐々木蔵之介と前年放送の大河ドラマ『風林火山』に続いての共演であり、民放の連続ドラマ初出演である。
* 視聴率面では裏番組の『ダウンタウンDX』や『報道ステーション』、『だいすき!!』に押されて苦戦したものの、07年度「第11回日刊スポーツ・ドラマグランプリ(GP)」冬ドラマ投票の3部門で1位を獲得し(作品賞・主演男優賞・助演女優賞)、さらに辛辣な批評で知られるコラムニストの亀和田武からも『週刊文春』のコラム『テレビ健康診断』に於いて「まれに見る快作だ」と絶賛を受けるなどドラマとしての評価は高く、DVD売り上げもかなり高い。
* エンディングテーマは、放送終了後、情報番組やバラエティ番組などのBGMで用いられている。
* 番組名・キャッチコピーとも、タイトル画面・公式ウェブサイトでのロゴなどの代表的(かつ横書き環境に依存しない)箇所では、原則として縦書きで表示される。
* 2011年3月9日より、宮城県(仙台放送)にて再放送(16:00-16:54)を行っていたが、2日後の東北地方太平洋沖地震の影響を受け、3/10の第2話を放送した時点で打ち切りとなる。
ロケ地
奈良県/京都府/大阪府/静岡県/東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/茨城県/栃木県/福岡県||奈良県/京都府/大阪府/静岡県/東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/茨城県/栃木県/福岡県
■ ならまち(第二回:奈良町あしびの郷/第六回:ならまち紅屋、TEN.TEN.CAFE、まんぎょく)||■ ならまち(第二回:奈良町あしびの郷/第六回:ならまち紅屋、TEN.TEN.CAFE、まんぎょく)||JR東海]]・京都駅(第一回:近鉄改札口/新幹線中央口) ■ 千日前道具屋筋商店街(第三回:小川先生と藤原先生が城山工芸へ行くため通っていた道具屋筋のシーン) ■ 馬頭塚(第一回・最終回:卑弥呼がいた場所)||■多摩動物公園(第六回:ニュース映像の東京ふれあいパーク)<神奈川県横浜市西区>
■ 野地商店(第三回:城山工芸の外観および店内)<埼玉県越谷市>
■ 越谷市中央市民会館(第一回:内閣総理大臣が富士山の状況について説明を聞いた会議室)■ 千葉市立稲毛高等学校(第一回:小川が受験できなかった秀陽高校のシーン)■ 鹿島神宮(第一回:小川が松葉杖を突いて母親と歩いていた鹿島神宮の境内〔楼門・奥宮〕)<栃木県下都賀郡藤岡町>
■ 栃木県立藤岡高等学校(大和杯で剣道の試合が行われた奈良女学館の体育館とグラウンド)||JR西日本]]・博多駅(第一回:小川孝信が新幹線に乗り遅れた東京駅)
コミックバーズ2008年5月号(3月29日発売)から2010年3月号(1月30日発売)にかけて梶原にき作画によるコミックとして連載されていた。主人公の名前はテレビドラマ版と同じく「小川孝信」。
単行本
* 第1巻 2008年11月24日発売 (ISBN:978-4-344-81473-8)
* 第2巻 2009年7月24日発売 (ISBN:978-4-344-81692-3)
* 第3巻 2010年3月24日発売 (ISBN:978-4-344-81908-5)
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