『月の恋人~Moon Lovers~』(つきのこいびと・ムーン・ラヴァーズ)はフジテレビ系列で2010年5 月10日から月9枠で放送される予定のテレビドラマ。放送時間は毎週月曜日の21:00 - 21:54。略称は「ゲツコイ」。
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『CHANGE』以来2年ぶりのフジテレビ系列連続ドラマ主演となる木村拓哉。ラブストーリーは『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(TBS系。2000年1月期)以来10年ぶりとなる。
共演者に、『ハケンの品格』(日本テレビ系。2007年1月期)以来3年ぶりの連続ドラマ出演となる篠原涼子、2009年にSMAPのシングル「そっと きゅっと」のPVに出演した台湾出身の台湾人モデル・女優の林志玲、映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』出演の松田翔太、2009年7月期月9『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』でヒロインを務めた北川景子らを配した。
スタート日は月9枠では同じく木村主演の『CHANGE』以来の5月スタートとなる。そのため、89年以降の月9ドラマとしては8話と一番短い話数となった。最終回は2時間15分スペシャルで放送。最終回を2時間で放送するのは月9史上初である。
原作は道尾秀介が手がけた本ドラマの為に書き下ろした同タイトルの小説。ドラマの為に原作を書き下ろすというのは史上初の試み。
主題歌は、月9枠では木村主演の『ロングバケーション』(1996年4月期)以来14年ぶりとなる久保田利伸が担当する。
初回終了直後に放送された『SMAP×SMAP月恋、初回記念生放送スペシャル』では、本作に出演している篠原涼子、リン・チーリン、北川景子の3人がゲストとして登場した。
国内で急成長中のインテリアメーカー「レゴリス」社長・葉月蓮介は中国進出を企てていた。蓮介が乗りこんだのは活気あふれる都市、上海。そこで蓮介を待っていたのは仕事を共にしてきたインテリアデザイナー・二宮真絵美、資産家令嬢で人気モデル・大貫柚月、そして中国人女性・リュウ・シュウメイとの出会い。この3人の女性との出会いを機に、蓮介の人生に転機が訪れる。
* 葉月 蓮介(はづき れんすけ) - 木村拓哉(SMAP)
: 本作の主人公。35歳。急成長を遂げるインテリアメーカー「レゴリス」の社長。目的達成の為には努力を惜しまないやり手の事業家で、金より「勝つこと」に執着している。
: プロジェクトの仕上げの時期に方針を一変させて周囲を慌てさせるなど気紛れで傲慢にも見えるが、これも彼の結果を重視する性格ゆえである。
: 良質で安い家具を普及させる理想を掲げて事業を始めたが、結果を残すことができない社員は厳しく切り捨てるなど、「ワンマン」「血も涙もない男」と呼ばれるほど冷徹な面が目だっていた。
:「レゴリス」ブランドの製品の欠陥で負傷者が出たことをきっかけにその自信も揺らぎ始め、ついに第7話で風見の裏切りに遭い、「レゴリス」社長の役職を解任されてしまう。解任後は田舎町の大貫家の別荘に居候する日々をすごすが、やがて理想の家具造りという自らの原点に立ち戻る。
: 愛車は「レクサス・SC430」で、定居を構えず高級ホテル住まい。
* 二宮 真絵美(にのみや まえみ) - 篠原涼子
: インテリアデザイナー。35歳。「レゴリス」の社員ではない下請けの立場だが、蓮介と美大時代からの付き合いでいわば盟友。気取らない性格の姉御肌で、スタッフからも愛されている。
: 無理難題を押し付ける蓮介のことを厄介に思いながらも、クリエイティヴィティを常に刺激され、彼の挑戦に図らずも乗ってしまう傾向がある。
: 日本におけるシュウメイの理解者であり友人となるが、シュウメイと蓮介の関係の進展に対しては複雑な胸中をのぞかせる。
: 最終回で蓮介に告白する。
* リュウ・シュウメイ(劉 秀美) - リン・チーリン
: 貧乏だが美しく純粋無垢な中国人女性。28歳。中国の家具工場の一工員であったが、蓮介の独断で工場を買収した「レゴリス」のイメージキャラクターに抜擢される。
: 彼女の美しさを利用しようとする蓮介に対して、常に本音でぶつかっていく。
: 蓮介が解任されて後は中国に旅立ち、女優として生きる道を選ぶ。
* 蔡 風見 (さい かざみ)- 松田翔太
: 中国語読みだと「ツァイ・フォンジェン」。
:「レゴリス」社員。25歳。蓮介の側近で、日本で生まれ育った中国系二世。
: 三ヶ国語を自由に操るエリートで切れ者。何を内に秘めているか不明な存在だが、真絵美には優しく接する。能力至上主義の蓮介の取り計らいによって出世した。
:「レゴリス」中国進出のキーパーソンであったが、第7話で蓮介のやり方に不満を持つ関係者を糾合し、「レゴリス」を事実上乗っ取る。
* 大貫 柚月(おおぬき ゆづき) - 北川景子
: 人気カリスマモデル。23歳。国内最大手家具メーカー「マストポール」の社長令嬢でもある。今まで欲しいと思ったものを諦めたことは一度もない。
: 唯一自分の思うままにならない存在である蓮介に強い執着を持つが、これも単なるわがままではなく、彼女なりの一途さゆえである。
: 蓮介は父の大貫社長のもとでインテリア業の修行をしていた時代があり、子供時代の柚月にとって蓮介は兄のような存在であり初恋の人であった。
: 蓮介への想いに一応の決着がついた後は再び世界に通用するモデルとしての成功を目指す。
* 嶺岡 康之(みねおか やすゆき) - 川平慈英
:「レゴリス」社員。能力不足を会議の場で蓮介に指摘され会社に不満を持つ。第4話で退社し、「マストポール」の大貫にレゴリスの広告コンセプトやデザインなど、広告プランを漏らす。
* 前原 継男(まえはら つぐお) - 濱田岳
: 真絵美のアシスタント。真絵美とリナにいつもいじられている。最終回まで蓮介に名前を覚えてもらえなかった。
* 小泉 桂一(こいずみ けいいち) - 水上剣星
: 「レゴリス」社員。商品部部長。頭脳明晰。
* エルカ - 西山茉希
: 柚月のモデル仲間で友人。柚月を姉妹のように思っており、ついつい余計なハッパをかけてしまう性質がある。
* 安斎 リナ(あんざい‐) - 満島ひかり
: 真絵美のアシスタント。ミーハーで好奇心旺盛。真絵美の作品に憧れてアシスタントになった。真絵美に絶大な信頼を寄せる。蓮介のことにも興味津津。
* 笠原 由紀(かさはら ゆき) - 中村ゆり
: 「レゴリス」社員。営業企画部に所属。実質は蓮介の秘書的な役割を務めている。一流大学出身の才女。
* 丸山 鉄二(まるやま てつじ) - 竹中直人
: 「田鶏」のカウンター席で昼から酒を飲んでいる謎の男。ドラマ版では特に職業の描写はないが、原作小説では居酒屋「おんちゃん」の店主である。
* ミン - 阿部力
: リュウ・シュウメイの親友。生活のためにオカマをしている。
: 中国語のセリフも字幕ではオカマ言葉で表現されている。
* 時田 良三(ときた りょうぞう) - 温水洋一
: 中華料理店「田鶏」店主。中国で10年料理の修行をしていた。
* 雉畑 藤吾(きじばた とうご) - 渡辺いっけい
: 「レゴリス」役員。蓮介の事業の初期からの部下で、利益のために従業員を容赦なく切り捨てる蓮介を「変わってしまった」と嘆いている。中国工場の責任者だったが、第5話で欠陥製品製造の責任を背負う形で退社する。
: その後、風見によって会社に戻る。
* 大貫 照源(おおぬき てるもと) - 長塚京三
: 柚月の父で、インテリア業界トップである「マストポール」の社長。蓮介の才能を買っていたが、最近は「レゴリス」の追い上げに苛立ちを感じている。
: 溺愛している娘の柚月が蓮介を追い掛け始めたことを知り、さらに苦い思いを抱く。
: 経営者としてもやり手であり、様々な方法で「レゴリス」に揺さぶりをかける。
* 原作:道尾秀介『月の恋人 Moon Lovers』(新潮社刊)
* 脚本:浅野妙子、池上純哉、高橋幹子、山上ちはる
* 脚本協力:古家和尚(第1話)、池上純哉、高橋幹子、山上ちはる、鈴木正人
* 構成協力:山上ちはる
* 音楽:高見優
* 音楽プロデュース:志田博英
* プロデューサー:後藤博幸、村瀬健
* 演出:西谷弘、平野眞、石井祐介
* 監修:小澤良介、藤原敬介
* 制作 - フジテレビドラマ制作センター
* 制作・著作 - フジテレビ
ドラマ主題歌は日本のR&B歌手久保田利伸が楽曲「LOVE RAIN ~恋の雨~」をこのドラマのために書き下ろし、提供した。久保田は、ドラマの初回終了直後に放送された『SMAP×SMAP月恋、初回記念生放送スペシャル』でこの楽曲をパフォームしている。劇中音楽は高見優が担当した。2010年7月7日には、ポニーキャニオンよりサウンドトラック・アルバムのリリースが予定されている。
* 2010年6月21日はFIFAワールドカップ南アフリカ大会1次リーグ・ポルトガル対北朝鮮放送のため休止。
各話||各話||放送日||サブタイトル||脚本||演出||視聴率||備考
第1話||第1話||2010年5月10日||おまえが欲しい||浅野妙子
池上純哉||西谷弘||22.4%||15分拡大
第2話||第2話||2010年5月17日||ありえないキス||rowspan="5"|浅野妙子||rowspan="2"|平野眞||19.2%||rowspan="6"|-
第3話||第3話||2010年5月24日||復讐のプロポーズ||15.6%
第4話||第4話||2010年5月31日||こんなに好きだったんだ…||石井祐介||15.5%
第5話||第5話||2010年6月7日||好きと言えたらいいのに||平野眞||17.4%
第6話||第6話||2010年6月14日||最終章序幕・別れ||石井祐介||13.4%
第7話||第7話||2010年6月28日||二人だけの同窓会||浅野妙子
高橋幹子
山上ちはる||平野眞||14.4%
最終話||最終話||2010年7月5日||さよなら葉月蓮介! 3人の女性へ贈るラストメッセージ!
究極のラブストーリーが迎える衝撃の結末!
涙、涙のエンディングへ…||浅野妙子||前編 石井祐介
後編 西谷弘||16.2%||69分拡大地上アナログ放送ではこの回のみ16:9レターボックス映像で放送された。
平均視聴率16.8%(視聴率は[[ビデオリサーチ]]調べ・[[関東地区]])||平均視聴率16.8%(視聴率は[[ビデオリサーチ]]調べ・[[関東地区]])
視聴率
関東地区での初回視聴率は22.4%(瞬間最高は24.5%)を記録。これは2010年の民放の連続ドラマではトップであり、2008年7月期の「太陽と海の教室」第1話以来約1年10カ月ぶりに月9枠で視聴率が20%を越えた。
*月の恋人~Moon Lovers~(小説)(作・道尾秀介)
:本作の原作小説。新潮社より2010年5月30日発売。ISBN 9784103003342
:急成長のインテリアメーカー「レゴリス」の社長である葉月蓮介、中国の家具工場の工員だったリュウ・シュウメイ、そして平凡な25歳の派遣OL椋森弥生(むくもりやよい)。
:全く異なる世界に住んでいるはずだった3人の男女が、様々な形で関わりあっていく姿をそれぞれの視点から描いていく長編小説。
:第三の主人公ともいえる椋森弥生を含めて、ドラマ版には登場しない人物が多数登場し、展開もまったく異なる。これについては著者のあとがきによると、「どちらが本当というわけではない」という。
*「月の恋人~Moon Lovers~ 豪華版DVD-BOX」(2011年4月27日発売予定、エイベックス・エンタテインメント)
**【本編DISC収録内容】
***DISC1(第1話 収録)
***DISC2(第2・3話 収録)
***DISC3(第4・5話 収録)
***DISC4(第6・7話 収録)
***DISC5(最終話・予告集・OP集 収録)
**【特典DISC収録内容】
***特典DISC?
****スペシャルメイキング 前編
****西谷監督が語る月の恋人の世界
****温水洋一の上海探訪記
****メインキャスト座談会
****未公開シーン
***特典DISC?
****スペシャルメイキング 後編
****ファンが選んだ胸キュン名場面ランキング
****濱田岳どっきり(秘)報告
****オールアップ集
****レゴリスCM集
****未公開CM集
**【封入特典】
***豪華プレミアム写真集(サイズ(L)257mm×(W)245mm、オールカラー28P予定)
***オリジナルコスメポーチ
***REGOLITHオリジナル木製コンパクトミラー
***オリジナルバッグハンガー・チャーム
***特製『月の恋人~Moon Lovers~』オリジナルポストカード
***特製『月の恋人~Moon Lovers~』メモ付箋
**【先着予約特典】
***REGOLITHオリジナルクリアファイル
*「月の恋人~Moon Lovers~ 通常版DVD-BOX」(2011年4月27日発売予定、エイベックス・エンタテインメント)
**【本編DISC収録内容】
***豪華版DVD-BOXと同じ
**【封入特典】
***通常版限定オリジナルポストカード
**【映像特典】
***オープニングタイトル集
*主演の木村拓哉は近年、主演するテレビドラマにおいて「善人」を演じることが多く、本作で久しぶりに悪の部分を抱える人物を演じることになった。この手の役柄を演じたのは、連続ドラマならば本作と同じく2002年4月から6月まで放送された月9作品である「空から降る一億の星」以来であり、単発出演を含めても同じく2006年1月から3月まで放送された月9作品「西遊記(主演はSMAPの香取慎吾)」の第一巻以来である。前者のみならちょうど8年ぶり、後者も含めれば4年ぶりとなる。
*また、木村のラブストーリーは、「ビューティフルライフ」以来10年ぶりであるという謳い文句がなされたが、それ以降のドラマ(「HERO」、「プライド」など)でも恋愛要素はあり、木村本人も「ドラマの宣伝上、10年ぶりということになっている」と10年ぶりだということを否定する発言をした。
*番組ロゴは第1話~第4話と第5話以降では異なる。
*番組との連動企画として「葉月蓮介ブログ」がネット上に開設された。「蓮介」を自称する人物がドラマの収録現場の熱気や出演者の意気込みなどをレポートする内容となっている。
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