細川 俊之(ほそかわ としゆき、1940年12月15日 - )は、福岡県北九州市生まれ、山口県下関市育ちの日本の男優。血液型B型。所属事務所は活動屋。
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山口県立豊浦高等学校卒業、学習院大学政経学部中退。俳優座養成所第13期生卒業。1963年、同期生の石立鉄男らと劇団文学座研究生となり、1971年まで文学座に在籍した。
1967年、当時文学座の女優だった小川眞由美と結婚するも、1973年に離婚した。翌年、宝塚歌劇団卒業生である藤本典江と再婚した。
クールな二枚目俳優としての認知度が高いが、硬軟・善悪自在の演技力の持ち主であり、1970年代は映画『女囚さそり 701号怨み節』における児玉警部役をはじめ、狂気的な悪役としても名演・怪演を残している。テレビドラマ『ムー一族』ではたこ八郎との掛け合いでコミカルな味も見せた。
また、独特の語り口と声で、パーソナリティーを務めたラジオ番組『ワールド・オブ・エレガンス』(FM東京他)は、16年半に及ぶ長寿番組となった。声優としては、アニメ『あしたのジョー』(劇場版)の力石徹役が有名である。木の実ナナと共演したミュージカル『ショーガール』は15年間続いた。
1973年には、アラン・ドロンとダリダのヒット曲『あまい囁き』の日本語版をカバーした(共演は中村晃子)。細川の美声が話題になり多数のアーティストとの競作になったが、その中で一番のヒットとなった。(ちなみに、アランドロンの吹き替えで著名な野沢那智もカバーしていた。)
1995年に糖尿病で入院した。このため、当時出演予定だった映画『ゴジラvsデストロイア』を降板するが、後に復帰を果たした。同年には脳内出血で倒れたこともあると、2009年7月17日放映の「徹子の部屋」で告白した。
2004年より、大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科演出コース教授に就任しており、同1回生を対象に年10回の講義を担当していた。趣味はスキューバダイビング。
2011年1月12日午後、自宅で転倒し意識不明の状態で東京都内の病院に搬送されたが、同月14日、急性硬膜下血腫により死去した。70歳没。通夜・葬儀は行わず、生前の意思により献体の手続きがなされた。
舞台
* 1972年 『イルマ・ラ・ドゥース』(渋谷ジァン・ジァン)
* 1973年 『実朝出帆』(西武劇場)
* 1974~1988年 『SHOW GIRL』(西武劇場/PARCO西武劇場/PARCO劇場)
* 1975年 『アプローズ』(日生劇場)
* 1976~1982年 『細川俊之ひとり舞台』(PARCO西武劇場)
* 1977年 『結婚物語』(日生劇場)
* 1979年 『I LOVE MY WIFE』(PARCO西武劇場)
* 1980年 『愛への旅』(PARCO西武劇場)※ナレーション
* 1980年 『情婦 検察側の証人』(PARCO西武劇場)
* 1982年 『ねずみとり』(PARCO西武劇場)
* 1983年 『ロミオとジュリエット'83』(帝国劇場)
* 1983~1986年 『真夜中のパーティー』(PARCO西武劇場/PARCO劇場)
* 1983年 『ナイン』(日生劇場)
* 1984~1985年 『結婚についての物語』(PARCO西武劇場/PARCO劇場)
* 1987年 『ボーイング・ボーイング』(PARCO劇場)
* 1988年 『陽気な幽霊』(PARCO劇場)
* 1989~1990年 『恋の最終便』(PARCO劇場)
* 1990年 『マイ・フェア・レディ』(帝国劇場)
* 1990~2003年 『LOVE LETTERS』(PARCO劇場他)
* 1991年 『おじさまの音楽会』(PARCO劇場)
* 1991年 『I do! I do! 結婚についての物語』(PARCO劇場)
* 1992年 『ヨンカーズ物語』(PARCO劇場)
* 1992~1994年 『パパ、映画に出して!』(PARCO劇場)
* 1993年 『ジェイクス・ウィメン』(PARCO劇場)
* 1993年 『ラ・カージュ・オ・フォール』(青山劇場)※途中降板
* 1997年 『西条八十物語「カナリヤ」』(東京国際フォーラム ホールC)
* 1997年 『ザ・ロッキー・ホラー・ショウ』(PARCO劇場)
* 1998~1999年 『34丁目の奇跡』(シアターアプル他)
映画
* 1959年 『男性飼育法』(東宝)
* 1966年 『暖流』(松竹)
* 1966年 『汐風の中の二人』(松竹)
* 1967年 『座頭市牢破り』(大映)
* 1967年 『兵隊やくざ 殴り込み』(大映)
* 1967年 『なみだ川』(大映)
* 1967年 『炎と女』(松竹)
* 1968年 『陸軍中野学校 開戦前夜』(大映)
* 1968年 『関東女やくざ』(大映)
* 1969年 『二代目若親分』(大映)
* 1970年 『座頭市と用心棒』(大映)
* 1970年 『エロス+虐殺』(ATG)
* 1971年 『甘い秘密』(松竹)
* 1971年 『嫉妬』(松竹)
* 1971年 『告白的女優論』(ATG)
* 1972年 『白鳥の歌なんか聞えない』(東宝)
* 1972年 『音楽』(ATG)
* 1973年 『宮本武蔵』(松竹)
* 1973年 『女囚さそり 701号怨み節』(東映)
* 1977年 『恋人岬』(松竹)
* 1979年 『その後の仁義なき戦い』(東映)
* 1980年 『あしたのジョー』(富士映画) ※力石徹として出演
* 1983年 『細雪』(東宝)
* 1986年 『ビリィ★ザ★ギッドの新しい夜明け』(パルコ)
* 1990年 『少年時代』(東宝)
* 1990年 『飛ぶ夢をしばらく見ない』(松竹)
* 1993年 『夜逃げ屋本舗2』(東宝)
* 1997年 『ラヂオの時間』(東宝)
* 2006年 『旅の贈り物0:00発』(パンドラ)
TVドラマ
* 1964年 『おかあさん第2シリーズ』第262話「小さい犬のいる家」(TBS)
* 1964年 『おかあさん第2シリーズ』第279話「味はおふくろ」(TBS)
* 1965年 『鉄の神様 本多光太郎』(NHK)
* 1966年 『うす羽蝶』(TBS)
* 1966年 『ザ・ガードマン』第89話「死神の館」(TBS・大映テレビ室)
* 1967年 『おかあさん第2シリーズ』第396話「いもうと」(TBS)
* 1967年 『剣』第27話「首斬り浅右衛門」(日本テレビ)
* 1968年 『竜馬がゆく』(NHK大河ドラマ) - 益田越中
* 1968年 『風の中にひとり』(フジテレビ)
* 1968年 『お庭番』第21話 - 第22話「忍び化粧」(日本テレビ)
* 1968年 『帰って来た用心棒』第20話「白い目じるしの宿」(NET・東映) - 三好精一郎
* 1968年 『水色の季節』(日本テレビ)
* 1968年 『雪やこんこん』(フジテレビ)
* 1969年 『仇討ち』第23話「春雪非情」(TBS)
* 1969年 『日本任侠伝』第1話「国定忠治」(NET・東映)
* 1969年 『女優 わが道』(NHK)
* 1969年 『見合い恋愛』(日本テレビ)
* 1969年 『雲に乗りたい』(日本テレビ)
* 1969年 『独身の嫁たち』(日本テレビ)
* 1969年 『戦国艶物語』(朝日放送)
* 1969年 『鬼平犯科帳』 第10話「女掏摸お富」(NET)
* 1970年 『大坂城の女』(関西テレビ・東映) - 木村重成
* 1970年 『雪之丞変化』(フジテレビ)
* 1971年 『天皇の世紀』第12話「義兵」(ABC・国際放映)
* 1972年 『火曜日の女 / ある朝、突然に・・・』(日本テレビ)
*1973年 『北の家族』(NHK) - 山崎幸司
* 1973年 『人生の並木路』(TBS) ※ナレーション
* 1974年 『日本沈没』(TBS・東宝) - 幸長信彦助教授
* 1974年 『時間ですよ 昭和元年』(TBS) - 十郎
* 1974年 『愛のかたち』(TBS)
* 1975年 『悪魔のようなあいつ』(TBS) - 王礼仁
* 1976年 『風と雲と虹と』(NHK大河ドラマ) - 紀淑人
* 1976年 『明治の群像 海に火輪を』(NHK) - 坂本龍馬
* 1976年 『さよならの夏』(YTV)-原作:原田康子「廃園」
* 1977年 『ムー』(TBS) - 更科英伍
* 1978年 『三男三女婿一匹』(第2シリーズ・TBS) - 桂真理
* 1978年 『ムー一族』(TBS) - 二階堂卓哉
* 1979年 『熱中時代 刑事編』(日本テレビ) - 前原国彦
* 1979年 『やる気満々』(TBS) - 花井悠一
* 1979年 『風の隼人』(NHK) - 庄吉
* 1980年 『獅子の時代』(NHK大河ドラマ) - 江藤新平
* 1981年 『拳骨にくちづけ』(TBS) - 杜夫
* 1981年 『妻の週末』(TBS)
* 1981年 『関ヶ原』(直江兼続役)(TBS)
* 1981年 『鞍馬天狗』(TBS) - 土方歳三 ※草刈正雄版
* 1982年 『終りに見た街』(テレビ朝日)
* 1984年 『大奥』(関西テレビ・東映)
* 1985年 『真田太平記』(NHK新大型時代劇) - 大野治長
* 1985年 『父からの贈りもの』(NHK銀河テレビ小説)
* 1986年 『お坊っチャマにはわかるまい!』(TBS)
* 1986年 『はね駒』(NHK) ※ナレーション
* 1986年 『時にはいっしょに』(フジテレビ)
* 1987年 『土曜ワイド劇場 / 女弁護士 朝吹里矢子9・相続欠格の謎』(テレビ朝日)
* 1987年 『女優競演サスペンス / タフガイが死んだ日』(関西テレビ・松竹)
* 1987年 『火曜サスペンス劇場 / 愛と野望の虚像』(日本テレビ)
* 1988年 『純ちゃんの応援歌』(NHK) - ジョージ北川
* 1991年 『世にも奇妙な物語 / ネチラタ事件』(フジテレビ)
* 1991年 『君だけに愛を』(日本テレビ)
* 1992年 『腕におぼえあり2「黒幕の死」』(NHK)
* 1992年 『花王愛の劇場 / 温泉に行きたい』(TBS)
* 1993年 『天国に一番近い病院』(フジテレビ)
* 1994年 『家なき子』(日本テレビ)
* 1995年 『八代将軍吉宗』(NHK大河ドラマ) - 徳川家宣
* 1995年 『Change!』(朝日放送)
* 1995年 『金田一少年の事件簿 / 学園七不思議殺人事件』(日本テレビ) - 的場勇一郎
* 1995年 『月曜ドラマスペシャル / 浅見光彦シリーズ3 隅田川殺人事件』(TBS)
* 1996年 『存在の深き眠り』(NHK)
* 1997年 『放浪記』(テレビ東京)
* 1997年 『毛利元就』(NHK大河ドラマ) - 大内義興
* 1997年 『FiVE』(日本テレビ)
* 1998年 『女王蜂』(フジテレビ) - 大道寺欣造
* 1998年 『お熱いのがお好き?』(日本テレビ)
* 2000年 『葵徳川三代』(NHK大河ドラマ) - 大谷吉継
* 2000年 『編集王』(フジテレビ)
* 2001年 『向井荒太の動物日記 ~愛犬ロシナンテの災難~』(日本テレビ)
* 2001年 『ズッコケ三人組3』(NHK教育テレビ)
* 2001年 『天国に一番近い男』(TBS)
* 2001年 『Love Story』(TBS)
* 2001年 『明日があるさ』(日本テレビ)
* 2001年 『カードGメン・小早川茜2・消せない過去』(TBS)
* 2002年 『真夜中は別の顔』(NHK)
* 2002年 『ナースのお仕事4』(フジテレビ)
* 2002年 『フレンズ~くされ縁女ドロボウコンビの殺人逃避行』(フジテレビ) ※未放映
* 2003年 『信濃のコロンボ事件ファイル4・戸隠伝説殺人事件! 』(テレビ東京)
* 2004年 『相棒2nd Season』(テレビ朝日)
* 2004年 『新・京都迷宮案内』(テレビ朝日)
* 2005年 『87%』(日本テレビ)
* 2005年 『富豪刑事』(テレビ朝日)
* 2007年 『めぞん一刻』(テレビ朝日)
* 2010年 『月曜ゴールデン / 西村京太郎サスペンス 探偵 左文字進14』(TBS)
バラエティ番組
* 今夜は最高!(日本テレビ)
* 笑っていいとも! テレフォンショッキング(フジテレビ)
* ライオンのごきげんよう(フジテレビ)
* コメディーお江戸でござる(NHK)
* スタジオパークからこんにちは(NHK)
* ブラックワイドショー(日本テレビ)
* ルドイア☆星惑三第(日本テレビ)
* 小堺一機のすうぃんぐ人生(BS朝日)
* 味わいぶらり旅(RKB毎日放送)
* 世界一受けたい授業(日本テレビ)
* 徹子の部屋(テレビ朝日)
ラジオ
* ワールド・オブ・エレガンス (FM東京他)
CM
* キリンビバレッジ ジャイブコーヒー
* 日本テレコム 0061市外通話サービス
* カルビー ポテトチップス
* ツーカーセルラー東京
* サントリー セサミン
* 資生堂 インテグレート※ナレーションのみ
* ホクレン(北海道農業協同組合)牛乳CM※牛乳もどうぞどうぞ♪というセリフのみでの出演
* 本田技研工業「オデッセイ」※ナレーションのみ
* サントリー「BOSS ボス漫編」
* 久光製薬「サロンパス」※ナレーションのみ
* 学生援護会「DODA」
その他
* 芸術劇場(1997年度案内役、ナレーションのみ)
* シーマン(ナレーションを務めた)
* ピチカート・ファイヴ プレイボーイ・プレイガール(広報担当としてアルバム全体に渡ってMCを行う)
* 「すてきなきみ」(むしまるQゴールド主題歌。三石琴乃と共演)
* 日曜ビッグバラエティ・昭和を駆けたスター同窓会(2007年2月25日、テレビ東京)
: 俳優座養成所同期の石立鉄男、佐藤友美、結城美栄子らとの旧交を温める企画
: その他、アラン・ドロン&ダリダの「あまい囁き(Paroles paroles)」)をカバー、中村晃子と組んだ。(1973年発売)
* 1989年 単行本『マイ・ウェイなんて歌えない』(ネスコ)出版
* 企画CD「小倉百人一首」の朗読(TBSラジオ『コサキンDEワァオ!』の「意味ねぇCD大作戦」でこのネタが多く使われた)
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